突合シートが必要な理由
数字の差異は、元データか変換か転記かのどこかで起きます。突合シートがあれば、どの段階でずれたかを一目で追えるため、担当者が変わっても再現できます。
コツ: 単に結果を並べるのではなく、どの時点の数字なのかを列名に入れておくと後で効きます。
持たせるべき列
| 列名 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| 項目名 | 比較対象を特定する | 売上高、営業利益 |
| 原資料 | 元の数字を保存する | 1,250,000,000 |
| 開示資料 | 最終版の数字を保存する | 1250(百万円) |
| 差分 | ずれの有無を確認する | =B2-C2 |
差分列の作り方
差分列は「引き算の結果」を見るだけでなく、どちらの単位にそろえたかを明示するのが大切です。たとえば円で管理する列と百万円で見せる列を分けておけば、丸めの影響を切り分けられます。
- 比較前に単位を同じ列で固定する
- 丸める前の数値を別列に残す
- 差分が0でない行だけフィルタする
- 差分理由をメモ列に書く
検算の順番
1
単位をそろえる
円、千円、百万円を混ぜないところから始めます。
2
差分を出す
同じ項目名で原資料と開示資料を突合し、差が出た箇所だけ確認します。
3
理由を残す
丸め、集計範囲、期間違いなど、ずれた理由を短文で記録します。
ズレの原因
Excel の突合でありがちなのは、数式そのものよりも、隠し行、結合セル、並び順の違いです。見た目が似ていても、セルの参照先が違えば差分は簡単に出ます。
- 同じ項目名が複数行に分かれている
- 単位ヘッダがシートごとに違う
- 小数点以下を途中で丸めている
- コピー時に数式が値に変わっている
JapanKaikeiの活用
突合の前に単位を見直せば、差分の原因はかなり減らせます。JapanKaikeiで円・百万円・億円をそろえ、Excel では比較と検算に集中するのが効率的です。
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